おりものの異常

A子「S博士、女性の場合おりものの異常で性感染症かどうか判断できますか?」

S博士「おりものの色や臭いに特徴のある性感染症ならば、ある程度は予測できるね。でも自分で判断せずに病院で診察を受けることが大切だよ」

A子「おりものの色によってわかることはどんなことですか?」

S博士「白いおりもので、どろっとしていたり、ポロポロした固形物が見えたり、全体的にヨーグルトのような感じだったりするものは、カンジダ性膣炎の疑いがあるよ。クリーム色、黄色っぽい、黄緑色などで泡だったようなおりものならば、トリコモナス膣炎かもしれないね

A子「臭いはどうですか?」

S博士「カンジダ性膣炎の場合は臭いのないおりもので、触れている部分に強い痒みがでるよ。トリコモナス膣炎も痒みがあり、おりものは強い悪臭がするね

A子「学校の保健体育で、膣の自浄作用について学んだのですが、おりものは性感染症にかかっていなくても出るものですよね?」

S博士「そうだね。健康な人でも、膣が細菌などを排出するためにおりものは出るよ。性感染症によるおりものの場合は、あきらかに色や臭いがあったり、痒みが伴うことが多いね」

A子「茶色いおりものはどうですか?」

S博士「茶色のおりものは、血液が混じっている場合があるんだ。性感染症ではなくても、子宮頸管炎や子宮内膜症、子宮筋腫などでおりものが茶褐色になることがあるよ。放置すると悪化して、不妊の原因になったり流産しやすい身体になったりすることがあるから注意しなければいけないね」

A子「婦人科を受診するのはちょっと抵抗があるんです」

S博士「若い女性はそうかもしれないね。でも女性は妊娠、出産や様々な婦人病の検診で産婦人科とは長くおつきあいしていくことになるんだよ。最初は抵抗があるかも知れないけれど、健康な身体を維持するためにも、婦人科の受診はためらわないでね」

「おりものの色や臭いに異常があったら、検査を受けましょう!」