カンジダ症ってどんな病気?

カンジダ菌は病気では無く常在菌だが、数量が増えた時は要注意

S博士「トリコモナス同様に、性感染症に分類されているけれど、性交渉がなくても症状が出ることがあるのがカンジダだね」

A子「カンジダもお風呂などで感染するのですか?」

S博士「トリコモナスは小さな原虫だったね。カンジダは細菌なんだ。常在菌と言って、自分が元々持っている菌が増殖して女性の場合は性器の強い痒みがでたり、ヨーグルト状や酒粕状と言われる無臭で白色のどろっとしたおりものが増えるんだ」

B男「男性はどんな症状ですか?」

S博士「カンジダは湿ったところでしか生きられないから、男性の性器では死滅してしまうことが多いんだ。ただ、ごくまれに尿道に感染して尿道炎になることはあるね」

A子「どんなときにカンジダは増えてしまうのですか?」

S博士「風邪、疲労やストレスが原因で女性の免疫力が低下したときなどにカンジダ菌は増殖してしまうね。ホルモンにも関係していると言われていて、生理の1週間前くらいが発症しやすいんだよ」

A子「どんな検査を受けるのですか?」

S博士「膣の中のおりものの状態を確認するか、おりものを採取して顕微鏡で検査するよ。顕微鏡で確認できない場合、おりものの中の菌を培養して数日後に確認することもあるね。膣内が酸性かアルカリ性か調べて、酸性のカンジダか、中性のトリコモナスや他の細菌性膣炎かを判断することもある」

A子「性交渉でも感染するの?」

S博士「カンジダが性交渉で感染するのは5%程度だと言われているから、とても少ないけれど性交渉でも感染するね」

B男「予防方法はありますか?」

S博士「女性は身体を温めたり栄養状態を良くしたりして風をひきにくい状態をつくる、つまり免疫力を上げることなどが予防になるね。でも一度カンジダ性膣炎を経験しているとまたなりやすいという特徴もあって、なかなか予防は難しいんだよ」

A子「どんな治療をしますか?」

S博士「性器を清潔に保って膣剤や塗り薬で治療できるよ。カンジダ性膣炎の経験者なら、薬剤師のいる薬局で塗り薬を買うこともできるんだ」

「免疫力が落ちたな、と言う時は要注意!」